そのお客様宅は鉄筋の入った住宅で、1Fと2Fでインターネットを使いたいのですが、前に無線LANを検討した時に、無理と言われたそうです。
今回、CATVに乗り換えるに当たって、縁あって私にご相談いただきました。
最初は有線でのLAN工事をご検討でしたが、配管はあるものの、CATVの工事の人が見た結果、無理との判断だったそうです。
最近は、無線の電波の強化された製品もありますが、やはりやってみなければわかりません。
何万もする機器を買って、やってみたら電波が届かなかったではたまりません。

そこで、うちにある検証用の無線ルータと、ハイパワータイプの無線LANカードを持参して試しにセットアップしてみました。
すると、ノートパソコンの内蔵無線ではとても弱いところが、ハイパワータイプのカードだと強くなります。
これなら、親機・子機共にハイパワーにすれば行けそうです。
お客様お喜びになって、機器の購入を一任してくださいました。
繋がるのならあれもこれも・・・と。

購入した機器は、
WHR-HP-G/Eと、WLI-U2-KG54L
もっと、高価な通信速度の速い機器もありますが、無線の電波が強いのはこのHP(ハイパワー)タイプです。
CATVの契約が30Mタイプですし、aの規格も必要ありません。
何でもいいから値段の高いものが良いという訳では無いのです。

繋いだ機器は、デスクトップPCを1台、無線内蔵ノートPCを1台、Sonyのネットジューク、Playstation3の計4台。
Playstation3は、無線内蔵です。
リモコンでのネットワーク設定にちょっと戸惑いましたが、電波はわりと強いようです。
全部無事繋がりました。

実はもう1台ノートパソコンを繋ぎたいそうで、その日は手元に無いのですが、自分で無線設定をやってみると仰るので、AOSSで設定した無線を手入力可能なレベルに変換して、お客様でも接続可能な設定に変更しておきました。
それにしても、無線機器も安くなったものです。

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