インターネット通販詐欺

弊社のお客様が通販詐欺の被害にあわれたことがありました。
その時のことをまとめておきます。

通販詐欺

この通販サイトは他社の通販サイトのホームページをそのままコピーして作られていました。

通販詐欺

セキュリティの厳しいルータを通してはブロックされ、表示することはできません。

詐欺サイトブロック

スマホでルータを経由せずに見ると表示されます。
つまり、スマホを自宅では無線LANに接続するということのできない人は表示されてしまうでしょう。

詐欺サイト

この時の通販サイトの住所はでたらめでしたが、今は実在する会社の情報を勝手に使って、メールアドレスのみ独自設定しているようです。

ドメイン名でぐぐってもほとんどヒットしないので、Googleのインデックスからは外されているのだと思いますが、商品名で検索した時に商品ページにヒットしてしまうようです。
ドメイン「.top」は2015年にスタートしたドメイン。この頃から特に通販詐欺が増えているらしい。

このお客様は代金を銀行振込してしまいました。
金額は大きくはありません。このくらいの金額だと大抵の人は泣き寝入りしてしまうでしょう。

この時は警察に被害届を出して、銀行に口座停止手続きを取りました。
被害にあったら警察に届けるのが筋ですが、残念ながら届けても特に何かしてもらえるわけではありません。でも、被害届を出さないと口座停止もできないのです。
つまり予防対策がありません。消費者センターに相談しても、何かしてくれるわけではありません。情報提供するだけです。
被害に合わずにできることは、画像や会社情報を勝手に使われたサイトの持ち主が、銀行に口座停止を依頼することらしい。口座は外国人留学生が5万円とかで売買しているようなので、一つ凍結させると5万円損させることができる。

これは最近通販詐欺で使われた口座名義で検索した画像↓

預金保険機構のホームページで口座の状況を検索することができます。

預金保険機構

次は、実際に口座停止した画像↓

口座停止

口座停止されると、被害届を出して銀行に手続きをした被害者全員で按分して返金されます。
弊社お客様は全額返金されました。

口座停止

これは2018年のことですが、現在も続いています。
引っかかる人がいるからです。
泣き寝入りする人が多いからです。

試しに架空の個人情報で注文手続きをしてみました。
口座はベトナム人のものが多いようです。
被害者でないと被害届を出せません。

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