以前からたまに我が家のパソコンが、違うセグメントのIPアドレスを割り振られてインターネットに繋がらなくなるトラブルが起こっていました。
IPアドレスを固定すれば繋がる。
DHCP自動取得のパソコンが全部繋がらなくなるわけではなく、しばらくすると直ってしまうので原因追求が難しかった。
今日、また同じ現象が起こったので、追跡しました。
繋がらない状態で、コマンドプロンプトで、
C:\Users\○○○>ipconfig /all ←ネットワーク情報を表示
Windows IP 構成
(省略)
イーサネット アダプター ローカル エリア接続:
(省略)
IPv4 アドレス . . . . . . . . . . : 192.168.1.3(優先) ←うちのとセグメントが違う
サブネット マスク . . . . . . . . : 255.255.255.0
リース取得. . . . . . . . . . . . : 2012年7月30日 12:02:06
リースの有効期限. . . . . . . . . : 2148年9月5日 18:32:43
デフォルト ゲートウェイ . . . . . : (省略)
DHCP サーバー . . . . . . . . . . : 192.168.1.2 ←おまえ誰だ?
(省略)
C:\Users\○○○>ping 192.168.1.2 ←pingを打ってみる
192.168.1.2 に ping を送信しています 32 バイトのデータ:
192.168.1.2 からの応答: バイト数 =32 時間 =1ms TTL=64
要求がタイムアウトしました。
192.168.1.2 からの応答: バイト数 =32 時間 =1ms TTL=64
192.168.1.2 からの応答: バイト数 =32 時間 =1ms TTL=64
192.168.1.2 の ping 統計: パケット数: 送信 = 4、受信 = 3、損失 = 1 (25% の損失)、
ラウンド トリップの概算時間 (ミリ秒): 最小 = 1ms、最大 = 1ms、平均 = 1ms
C:\Users\○○○>arp -a ←Macアドレスを調べる
インターフェイス: 192.168.1.3 — 0xb
インターネット アドレス 物理アドレス 種類
192.168.1.2 00-15-b7-○○-○○-○○ 動的 ←見つけた!
192.168.1.255 ff-ff-ff-ff-ff-ff 静的
(省略)
自分で管理しているネットワークのIPアドレス表を確認すると、東芝のテレビのIPアドレスに近い。
テレビもIPアドレスは固定してあるのだが、テレビ側の設定を確認。
すると、録画用ハードディスクに接続しているLANのIPアドレスでした。
これがDHCPが有効になっていた為、何かの拍子にIPアドレスを割り振られてしまったのでした。
通常はこれは自動設定であり、触る必要のない項目だったのですが、テレビのIPアドレスを固定した際にこれも固定しなくてはいけなかったようです。
この頃、録画予約に失敗することがあったのもこのせいでしょう。