Panasonic CF-W4を分解してみた

Panasonic レッツノート CF-W4、2005年の製品です。WindowsXP。廃棄を依頼されたのですが、完全にデータ消去したいのでハードディスクを取り出して物理的に破壊します。この頃のレッツノートは、分解がめっちゃ面倒です。今回はどうせ廃棄なのでやってみました。下記のサイトに大変丁寧に手順が掲載されていて、これが無かったらやりません(感謝!)。

分解工房 Panasonic Let’snote CF-W5/CF-W4

 

状態もとても良くて、可能ならUbuntuでもインストールしてまだ使いたいところですが、さすがに無理です。

ネジ14個、しかも長さが6種類。横に紙を置いて、絵を描いてそのままネジを置いていきました。バッテリーを外した下の固定部品を外して、右横のシールを少し外す。LANコネクタのシールも剥がす。

キーボード上のネジを4つ外す。これも長さが2種類。キーボードは両面テープで固定されていて左上からゆっくり浮かせていく。今回は壊れても良いので構わず剥がしましたが、修理ならヘラが必要ですね。

キーボードをひっくり返して、SPケーブルとキーボードケーブルを外す。ケーブルは抑えのラッチを開くと外れます。キーボード下のネジも6個外す。長さ4種類。DVDドライブの蓋も外す。パソコン裏の穴にマイナスドライバを差し込むと蓋が外れる。

DVDのネジも4個外すとケースが浮きます。タッチパッドのケーブルも外すとやっとケースが外れます。

ここまでやってやっとハードディスクに会えました。

東芝 MK6034GAX 生産終了しているIDEハードディスク。

注意深く、元通りに戻して電源を入れてみました。ちゃんと起動OSが無いとエラーが出て、キーボードも認識しています。やり遂げた感に浸りつつ晩酌する私。

ふと思いついてアマゾンで検索してみたら、このハードディスクまだ販売されていました。ヤフオクでも中古が出品されています。まだ使われているんですね。でも、データ消去してさらにこの手間をかけて取り出してまで再販する元気は無い。

Related Posts

%d