年を取るということ

私は42歳です。立派におばさんです。娘が結婚して子供でも生めばおばあさんになるようです。
年を聞くのが失礼だとか、妙な気を回されるのが面倒なので、けっこう早めに年齢を言っています。
時々自分で間違えて多く言ったこともあります。
わからなくなって夫に確認したりします。
ずっと仕事をして、勉強を続けてきました。
だいたい35歳を過ぎたあたりで、どうやら脳が老化を始めたかなと自覚し始めました。
例えば、試験勉強などをすると、暗記がつらくなってくるのです。
そして、物忘れが段々ひどくなります。
それと反比例して、経験値は上がってきました。
仕事に関する感が冴えてくる。KY(工事用語で危険予知)などが、よりできるようになりました。
それともう1つ、世間の皆様が若い頃より信用してくださいます。
若い頃は、せっかく頑張っても「若いから」とか「女のくせに」と言われて悔しい思いをしたことも多かったのですが、もうそんなことを言う人はいません。
年を取るのは私にとっては結構素敵なことなのです。