7年前に購入したCanon Pixus MX870、しばらくUbuntuでドライバ関係のトラブルが続き、次の候補としてPC-FAX機能のあるものを探していました。
迷惑FAXを印刷せずに見るだけで削除したい。
できればFAXを印刷せずにパソコンに取り込みたい。
WindowsよりもUbuntuやMacで使いたい。
パソコンFAXソフトで「まいと〜く」は昔からありますが、それだと今のパソコンには内蔵されなくなったモデムを接続し、Windowsパソコンを常時起動しておかなくてはいけません。
インターネットFAXサービスもありますが、送信のみだったり、月額料金制だったりします。
7年前は結構印刷量もありましたし、印刷品質にも多少拘りがありました。
結果、その前に購入したcanon MP610の方がカラー印刷や写真印刷はきれいで、故障しても中古で同じ製品を購入して、NASにUSB接続してネットワークプリンタとして継続使用しています。
比較検討したのはEPSONですが、今回、悩んだ末にインク交換前に決めた製品がこれ。
brother MFC-J997DN
ブラザーは昔のMymioでは使っていなくてもクリーニングでインクがどんどん消耗すると評判が悪かったのですが、ひさびさにネットで情報収集するとUbuntu用ドライバの提供もあるので導入してみました。
結論から言うと大成功です。
印刷・スキャン機能は、Ubuntu、Mac、Windowsで問題無し。
受信FAXはパネルで内容を確認することもでき、メールに添付して自動送信もでき、Dropboxに転送も可能です。
これで出先でもFAX受信を確認することが出来ます。
スマホでの操作も可能。特にiPhone・iPadではアプリをインストールしなくても印刷ができます。
PCファックスの受信はWindowsしか対応していないのですが、受信したFAXのメール転送やDropboxに転送できるなら問題ありません。
前の複合機より少しサイズは小さくなりました。
給紙、インク交換も前面からできて便利です。