• 2023年3月24日

Google Driveのバックアップ

Google Workspacesを契約している会社で、Google DriveのバックアップをsynologyのNASに設定してみました。
Google Workspacesの管理コンソールでもできますが、NASのアプリ「Cloud Sync」でバックアップする方が簡単でした。
このバックアップは、社員それぞれがマイドライブを、共有ドライブの必要なフォルダを管理者が設定して取るのが良いと思います。
知らないところで誰かがやってくれるより、バックアップの必要性とデータ保存への重要性を考えてもらいたいと考えます。

具体的な手順としては、NASの管理画面に社員がそれぞれのアカウントでログイン。

ローカルパス:NASの保存先フォルダ
リモートパス:Googleドライブのバックアップしたいフォルダ

同期方向は「遠隔での変更のみダウンロードします」を選択。
「双方向」だとうっかりNASのバックアップデータを削除した時にクラウドのデータまで消える。

「GoogleオンラインドキュメントをMicrosoft Officeまたはjpegフォーマットに変換します」にチェック。
上記にチェックを入れないと、Googleドキュメントやスプレッドシートのデータは内部にデータは含まれない。

最初は少ないフォルダ単位で設定して、間違いが無いことを確認しましょう。
どのくらいのデータ量でどのくらい時間がかかるかを確認しましょう。
スケジュールも自分で設定しましょう。

  • 2023年3月21日

Synology NASでデータ共有

PPAP方式(パスワード付ZIPファイル)に替わるデータ共有の為に、SynologyのNASで外部とのデータ共有を設定しました。

NASの管理画面にサインインし、[File Station]を開き、共有したいフォルダを作成する。

共有用フォルダをクリックして、[操作]ー[共有]を開く

共有パス・共有リンクを確認
[セキュア共有を有効にする]にチェックし、
プライバシー設定:パブリック・パスワード保護
パスワード:(任意のパスワード)
詳細オプション:必要に応じて有効期間等設定

共有リンクをコピーして、共有相手へ伝える。
この時、共有リンクとパスワードは別の方法で伝える。決して同じメールに記載しない(あたりまえ)

これで、共有相手はリンクから設定されたパスワードを入力して共有画面に接続する。

送信側は、エクスプローラーで共有フォルダを操作でき、共有したフォルダへのショートカットをデスクトップなどに作成すれば効率良い。

ネットのファイル共有サイトを使うのは、広告があるのでお勧めしない。不慣れなお客様で、広告を間違えてクリックして怪しげなアプリが入ってしまったことがある。

  • 2022年12月10日

パソコン買替えとNAS導入

パソコン買替えとNAS導入をご依頼頂きました。

今回のPCはこれ
PC:DELL Inspiron 16
OS:Windows11 Home
CPU:Intel (R) Core i7-1255U
GPU:Intel (R) lris Xe グラフィックス
Memory:16MB(8GBx2)
SSD:1TB

NAS:I・OData HDL-TA3
プリンター:Canon TR8530

最初、一体型をご希望でしたが、重くて扱いづらい一体型よりノートパソコンをお勧めしました。画面を大きくしたいなら、デュアルモニターにすれば良いです。

パソコンは、DELLのメーカーサイトから直接購入していただきました。

ローカルログインで設定。
なかなか良いと思います。
ファンクションキーの設定も、キーボードで Fn + Esc を同時押しするだけで簡単に変えられます。

メールはスマホのGmailをそのまま設定。
業務用のBiglobeメールはOutlookで設定。
筆ぐるめをダウンロード購入して設定。

NASは、I・ODataの「HDL-TA3」で、業務用フォルダーと家族のスマホ用の自分フォルダを設定。
アプリ「Remote Link Files」でファイルの選択が一つづつチェックを入れるしかなくて、だるすぎる。
スマホからはまとまった作業は期待できない。一旦パソコンで全部読み込んだ方が良さそうです。

  • 2021年4月27日

お客様の会社にSynology「DS220+」を導入しました。
現在QNAPのNASをお使いですが、今回はSynologyを入れてみました。
目的は動画や画像の保存と管理です。

最近、動画活用が重要になってきて、現在のQNAPのNASだけでは1年以内に容量が足りなくなると思われ、また管理方法やルールを考える必要もあり、スマホやタブレットとの共有も必要になりました。
私個人では「DS220j」を購入して使用していますが、実際に使ってみて「DS220+」の方が絶対に良いことがわかりました。

SynologyのNASはこれで3台目です。
おや、これはネジ止めが無いモデルですね。はめ込み式です。ネジ探しちゃいました(汗)。

DS220+

DS220+DS220+

これには「Synology DiskStation 目的別ガイドブック」が冊子で同梱されています。
「NAS初心者ガイド」はサポートサイトからダウンロードできますが、この目的別ガイドブックは冊子でしか無いようです。
こっちの方がなかなかわかりやすくて良いので、自炊してデータ化しました。データ化した方が大きい字で読めるし、リンクも開きやすいです。

「DS220j」は初心者向けにお勧めの設定になっているのに対して、「DS220+」は自分で最初から設定が必要です。
ファイルの管理に「File Station」で別のNASにFTP接続して、まとめてデータをコピーや移動ができて、しかも処理が早い。
写真の管理に「Photo Station」、動画の管理に「Video Station」。
外付けのUSB機器から画像や動画を自動で取り込むこともできます。
バックアップは「Hyper Backup」で、毎日USB接続したドライブへバックアップ。5日分バックアップを取るよう世代管理しました。
あまりデータの動かないフォルダは月1回の設定にして、できるだけNASの使えない時間帯を少なくします。

QNAPのNASでも同様の設定は可能ですが、人気があるということもあって、ここ数年ブルートフォースアタックがすごいんですよ。
もちろん「admin無効」とか色々セキュリティ対策はしてて防いでいるけど、通知のメールがすごい数なのでメッセージルールで振り分けないとメールが使えません。
ウイルスチェックが重かったり、この頃ちょっとしんどそうです。

さて、Synology NASはどうでしょうね。

  • 2021年1月24日

ずっと気になっていたNASです。お客様のNAS購入の為に色々調べていたらますます欲しくなっちゃって、先に自分の分を買っちゃいました。
DS220jとWD20EFAX-YET✕2

NAS初心者ガイド付きですが、字が小さくて見えないので、ネット上のマニュアルを見ました。

Synology DS220j Synology DS220j Synology DS220j Synology DS220j

組み立てて、ケーブルを繋いで、正面の電源ON!

Synology DS220j

ブラウザから「http://find.synology.com」でNASの管理画面(Web Assistant)にアクセスすると検索が始まって、画面に従って「DiskStation Manager(DSM)」のインストールが始まります。

Synology DS220j

インストールが終わるとこんなシンプルな画面。

Synology DS220j コントロールパネル メニュー

このへんまでの設定はYoutubeに動画もあって、とても親切です。

私の場合はIPアドレス固定して、ワークグループ名設定。DSMのポート番号を変更。
メニューや、コントロールパネル、ファイルステーションも直感的に操作できます。
Ubuntu・Windows・iMac・android・iOS全部軽やかに設定が終わりました。

QuickConnectを設定すると、ネットワーク外からpc、スマホ、タブレットアプリでNASにアクセスできます。

QuickConnect

今使っているqnapのNASからのデータ移行は、「File Station」でqnapとFTP接続をして、エクスプローラでコピペするように移行させることができました。

バックアップアプリも使いやすく、クラウドサービスとの連携もスムースです。
ただ、この入門機ではスナップショットが使えません。また、メモリ増設もできません。
会社で使うなら機器名に「+」のつくモデルを買ったほうが良いでしょう。
また、USB接続のハードディスクにバックアップを取ることもできるので、余ったハードディスクを活用したいです。

qnapではすぐにCPUやRAMが一杯になっていましたが、今のところSynologyは余裕で、RAM(512MB)が60%を超えません。
今後はSynologyですね。

Synology DS220j

  • 2020年5月13日

NASが危ない、個人情報約6万件が流出

個人情報約6万件が流出

アイ・オー・データのNASはわかりやすくて値段もお手頃だったので、結構初心者ユーザーが多い。
どこのメーカーのもそうだけど、普通の人は普通に使えるのが普通だって思ってるけど、普通にそのまま設定したんじゃ今はダメなんだよ。かと言ってセキュリティを厳しくすると普通の人には設定が難しくなる。

うちは別のメーカーだけど、ファームウェアの更新が頻繁。きっと戦ってるんだと思う。サイバー戦争中なんだよ。

※ 2020/5/14 追記

不正アクセスを受けたのは「NarSuS」のテスト用サーバでした。企業向けNASのランディスク遠隔管理クラウドサービスで、量販店で販売されている初心者向けNASとは無関係でしょう。共同通信の記事は無駄に不安を煽ります。

 

【重要】不正アクセスによる個人情報流出についてのお知らせ

  • 2019年3月18日

パソコンやNASのバックアップについて、どうするのが一番良いのか試行錯誤を重ねてきました。いろんなリスクを想定してみます。人(会社)それぞれリスクは違うので、とりあえず自分のケースを考えてみます。そして、そのトラブルの被害を最小に抑える方法をまとめてみました。

そして、対応策の全てに対応したNASを使って、これらを設定すれば良いということになります。
人にまめにバックアップを取るように指示しても、できる人(私を含めて)はいない。できないことはできないので、すべてを自動化する。

  • 2019年3月18日

お客様の故障したQNAPのNAS(TS-231)を検証しています。

Raid1でハードディスク2台とも障害が発生。1台は先にまったく認識できなくなり、データはバックアップ済み。同じ型のハードディスクがもう一つあったのでそれをhot-swapで装着しましたが同期できず、カスタマーサポートにサポート依頼しました。QNAPは台湾メーカーで、管理画面などは日本語表記を選択可能ですが、サポートは英語になりました。

リセットはできますが、ハードディスクが初期化もできません。仕方なく認識できるハードディスク1台のみでRaid0で初期化。

ネットでググっていたら、WesternDigital公開の純正ツール「Data Lifeguard Diagnostic」なるツールを見つけました。これを試すと、ディスクが修復されました。修復できたハードディスクでRaid1も設定。NASで完全テストもパス。これでしばらく様子を見ます。

このNASは1年前くらいからトラブルが多く、「Malware remover」アプリを疑ったり、メーカーも頻繁にファームウェア更新していました。故障は残念でしたが、Raid1で無かったら大変な事態になるところでした。

参考:WesternDigital純正のハードディスク診断ツールを使って不良セクタを診断してみる

QNAP

 

  • 2019年1月7日

年末に、お客様のNAS(QNAP TS-231)から片方のハードディスク(WD10EZRX)がお亡くなりになったとメールが来ていました(エラー通知が弊社に届く設定)。

Host: Disk 2 Read I/O error, UNRECOVERED READ ERROR sense_key=0x3, asc=0x11, ascq=0x4, CDB=28 00 00 10 2d b0 00 00 08 00 .

Disk1もやばいので、急遽バックアップを取って頂き、ファームの更新とかしないようにお願いして年を越しました。

このNASは去年ファームウェアにトラブルが続いたりして、お客様も相性が悪かったかも・・・とお疲れなので、今回はハードディスクの交換より、別のNASに乗り換えることにしました。

選んだのはこれ。
IOデータ HDL2-AA2
日本製を強くアピールしています。QNAPほど高機能ではありませんが、必要な機能は備わっています。もともとバックアップもIOデータ提供の「SyncWith」を使っているので、使い勝手は良いです。
ハードディスクは同じWD(ウエスタンデジタル)。
外出先からPC・iPhone・androidでアクセス可能。
この製品はRAIDとは違って、同時に2台のハードディスクに書き込みを行う「拡張ボリューム」で、書き込みは2台に、読み込みは1台から行う仕組み。ハードディスクを容量の大きいものに交換するのも簡単だそうです。

パッケージ機能でウイルスチェック機能の追加ができますが、別途契約が必要です。今回は見送りました。

通知のメール設定でメールテストが無くて困りました。Gmailとドメインメールで試しましたがうまくいかず、ぷららのメアドで設定できました。後に、パソコンの共有設定用のPIN送信をすることでテストができることがわかりました。

  • 2017年4月13日

QNAP ST-231QNAP TS-231のUSB接続したプリンター設定で手こずりました。
TS-231の前に、TS-120を使っていて、これでもUSB接続でプリンターを使っていました。
その時は特に難しいこともなく、さらっと設定できちゃったのですが、TS-231とWindows10ではまりました。
UbuntuとMacOS10.12.4(Bonjour)では問題無し。
ネットワークでプリンターまで接続はできるし、ドライバーも入りますが、印刷はできません。
プロパティを見ると、ポートが何もチェックが入っていません。
ポートを追加しようとしても見つかりません。
手入力でIPアドレスを指定しても設定できません。
これはQNAPのサポートサイトで設定方法が見つかりました。
QNAP NAS 経由でネットワークプリンターを設定する方法

http://192.168.0.xxx:631/printer/qnapts231pr3(サービス名)
とポート番号指定して設定して印刷できました。

思い出しましたが、前に同じNASをお使いのお客様で、パソコンがWindows10に強制アップグレードされた際に、同じようにNASにUSB接続したプリンターが印刷できなくなりました。その時もポートにまったくチェックが入っていませんでした。
Ubuntuは自動でポート番号を認識していますが、Windows10は番号を指定しないと設定できなかったのでした。