一昨日、お客様から電話が入りました。
「WindowsUpdateを見ると、オプションの「Windows10にアップグレード」にチェックが入っている。パソコンをシャットダウンすると、そのままWindows10になってしまうのでは?どうしたらいい?!」
とりあえず、オプションのチェックを外して様子をみること。
たとえアップグレードされてしまったとしても、1ヶ月以内なら元に戻せるはず。
とにかく私に聞かれても、やってるのはMicrosoftなのです。どうしたら良いかなんてわかるはずない。
ネットの情報を見ていても、必ずアップグレードされるという訳でも無いようなので余計にタチが悪い。
オプションのチェックを外しても、また勝手に入るとか、いろんな情報が出回っていました。
真相は、Microsoftのミス。すでに修正済みらしい。
正式な発表は見当たらないしお詫びももちろん無い。
この2日の間に訪問したお客様のパソコンでは、オプションにそんな項目は見当たりませんでした。
WindowsUpdateは自動更新になっているのが一般的ですが、人によっては手動でやっている人もいます。
アップデートを回避する為に、プログラムを一部入れないようにするとか工夫している人もいますが、それがかえってトラブルの要因になったら・・・と思うと、自動更新にしておくのが無難かとも思います。
MicrosoftはWindowsUpdateでしょっちゅうバグを落としています。その修正もWindowsUpdateでしている訳ですから、なまじユーザーがネットの情報に振り回されて何かを適用したりしなかったりというのは、私はまた危険だと思うのです。
WindowsXPの頃は、ユーザーがOSをカスタマイズして使うこともできましたが、今のWindowsはユーザーにできるだけ何もさせたくないような傾向を感じます。
この5年の間に一番多かったパソコンのトラブルは、詐欺ソフトとWindowsUpdateトラブルです。
私個人は、もうそんなWindowsをメインマシンからは除外しました。
Windowsパソコンも持ってはいますが、どうしてもWindowsでないとできない作業の時以外は電源を入れません。
今回はこのトラブルが収束するまで使わないことにしました。
皆さんもスマホやタブレットもお持ちでしょうから、このようなトラブルが起きた時は、パソコンは起動しないようにしてはいかがでしょうか?
もし、Windows以外のパソコンに興味をお持ちでしたら、喜んでお手伝いしますよ。
WindowsVistaのパソコンが2017年にはサポート終了ですが、このくらいのパソコンでUbuntuパソコンが作れます。