米国 Ubiquiti Networksのネットワークカメラを購入してみました。今回の検証パソコンはUbuntu18.04。
ニョロニョロみたいでかわいいです。
PoE対応で、PoE対応のHUBか上記のようなPoEアダプタ「PoE-48-24W-G」を接続します。
カメラの管理は、GoogleChromeの拡張機能「Ubiquiti Device Discovery Tool」と、メーカーサイトから管理ソフト「Unifi Video」をインストールします。
GoogleChromeで下記URLでログイン。GoogleChromeがセキュリティの警告を出しますが、[詳細設定]から許可して進みます。
https://127.0.0.1:7443/login
機器の初期ID/パスワードは共に「ubnt」。「UniFi Video」の設定後はすべてのカメラのパスワードは変更されます。
GoogleChromeの翻訳機能を使うと日本語表示が可能です。カメラが検出されたらカメラにログイン。自動でファームウェアが更新されます。古いファームウェアに問題があるようなので、ファームウェアの更新は必須です。
設定後は管理画面からでも、カメラ単体のIPアドレスでもアクセス可能です。カメラにモーションアラートを設定してみました。動作を検知したり、カメラが切断されるとメールで通知。
Ubiquiti Networkのクラウドサーバーにクラウドアカウント登録すると、外出先からもアクセス可能です。スマホアプリもandroid・iOSで対応しています。
この「UniFi Video」のソフトの出来がすばらしくセンスも良い。これが無料で使えるのはそれだけでも大きなメリット。複数カメラの配置を地図に配置して管理したり、Privacy Maskingを設定することもできます。
録画用の「UniFi Video(Model:UVC-NVR-2TB)」も試してみましたが、管理画面は「UniFi Video」と同じです。
設定は失敗しなければ簡単。私は貴重な失敗例を経験しました。マニュアルは英語のみ。日本での個人向け販売ではここは課題になるでしょう。
スペックは高く面白い製品で、デザイン的にも好感が持てる。ネットワーク機器で国際的にシビアな今、国防を考えれば米国産のネットワーク機器の導入は期待したい。弊社もサポートで協力します。
参考:Ubiquiti Networks正規代理店 ソネット株式会社