決算申告を「全力法人税」でやってみた

決算って1年に一回しかやらないし、毎年税法が変わったりして、会社側も毎年同じなら簡単だけど、色々あるとなかなか簡単にはいきません。
という訳で、自分のために備忘録。

フリーウェイ経理 Lite

経理は「フリーウェイ経理 Lite」を使っています。
過去には「MFクラウド会計」、「Freee」とか、色々試しましたが、なまじ税理士事務所勤務経験がある為に、好みがあります。
「フリーウェイ経理 Lite」は、一番好みでした。特にキーボードから手を離さずに入力ができるのが良い。マウスでの操作が少ないほうが良いのです。
申告はe-Tax、elTaxで電子申告します。
そして、申告書作成ができるのが「税理士いらず」くらいだったのですが、複合仕訳ができないなど、細かい部分で私にはなじめず、購入に至りませんでした。
今回確認すると、「全力法人税」というのを発見。しかもクラウドアプリなのでWindowsが必要ありません。無料で使ってみました。

全力法人税

「全力法人税」はマニュアル「全力税務インフォ」がよくできています。
「フリーウェイ経理 Lite」で作成した試算表の数字を元に、「全力法人税」で申告書を作っていきます。
弥生会計・MFクラウド会計・Freee・会計王と全力法人税指定の形式(汎用形式)の勘定科目データををインポートできますが、「フリーウェイ経理 Lite」からは、データをEXCELで整形する必要がありそうなので、とりあえずこれはパスして、前年度の繰越試算表のデータで計算してみました。
今までe-Taxで作っていた勘定科目内訳書も「全力法人税」で入力。

今まで申告用の決算書は、e-Taxで手入力で作成していました。
今回改めて確認すると、「フリーウェイ経理 Lite」のオプションで「e-Tax財務諸表出力」が提供されて、e-Tax(XBRL形式)に出力できるようになっています。
令和2年4月からCSV形式でも提出可能になったので、今後はどちらでも可能です。

参考:「e-Tax財務諸表出力」をパソコンにインストールして使う方法を教えてください。

e-Tax(DL版)で決算申告

「全力法人税」の[印刷]メニューから必要なファイルをチェックし、[e-Tax出力]で組み込みデータ作成。

全力法人税

e-Taxの[申請・申請等一覧]→[組み込み]で、任意の名称をつけて組み込み。
今回は会計データを「e-Tax財務諸表出力」で出力して、e-Taxの[申請・申請等一覧]→[財務諸表等の組み込み]で組み込み。
それぞれのファイルを確認の上、必要に応じて編集し、作成完了して申告作業。

財務諸表の組み込み

うっかり、別表16(8)と、個別注記表を提出漏れに気づきました。
「全力法人税」では別表16(8)が無かったので、手入力で追加。
これは追加送信ができます。
e-Taxの[申請・申請等の作成]→[電子申告データ追加の送信表]と追加する書類を作成し、署名。
[メッセージ詳細(受信通知)]画面の[追加送信]で作成したデータを送信します。

参考:
全力法人税のデータを使ってe-Taxで電子申告をする方法
法人税申告の財務諸表等を組み込む(e-Taxソフト操作マニュアル(令和3年9月版))
法人が申告した法人税及び消費税等の別表や付表等を追加で送信するには、どうすればいいですか

elTax(DL版)で決算申告

「全力法人税」の[印刷]メニューから必要なファイルをチェックし、[eLTAX出力]で組み込みデータ作成。
それぞれのファイルを確認の上、通常通りに作成完了して申告作業。
電子申告したデータから納付依頼をしたところ、エラーが出ました。

納付金額には半角数字を設定してください

申告済データを手入力で直接入力してみましたがこのエラーが出続けます。
試しにWEB版のeLTAXで、同様に確認したところ、会社名(カナ)の「ー」もエラーになりました。

全角ハイフンエラー

こういうやつ↓ そこで、↑この「−」をコピペして編集するとこれは通りました。全角の長音がNGなのか。

ハイフン

数値のエラーはDL版で修正してもダメでしたが、WEB版の画面上で数値を全部上書き入力すると、エラーを回避できました。
その次へ進むと納付データが受信できるようになり、納付まで完了できました。
ヤレヤレだぜ。

参考:
全力法人税のデータを使ってeLTAXで電子申告をする方法
送信済みの申告データを訂正、または修正して再送信する方法を教えてください

結局、無料版から途中で有料版に切り替えてしまいました。初年度分21,582円(税込)、翌年以降は11,000円ならお安いものです。

決算申告後の事務処理

「フリーウェイ経理 Lite」で仕訳帳のPDF保存。
仕訳入力画面で、[F5検索・置き換え]→[ソート表示]→[ソートの基準となる項目:日付]→[印刷]→PDF保存
次年度へ繰越

2022年の電子帳簿保存法問題もあるので、まだ色々悩む必要がありそうです。
私としては紙の保存が嫌いなので、データ化は歓迎です。

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