OCNから「OCNメール一部機能の改修および終了のお知らせ」が来ました。
ホームページでも公開されています。
重要なのは、送信元を別のメアドに設定できなくなるということらしい。
メール個別表示にてSPF、DKIM、DMARC判定結果表示するとのこと。これはメールドメインの認証技術で、送信元のドメインで判定して受診者に確認できるようにすることです。
SPFはレンタルサーバーでも対応していますが、DKIM、DMARCについては有償のサービスを利用することになります。
つまり、フィッシングメール送信防止策です。
OCNのメールはとてもセキュリティが厳しいので、OCNメールからフィッシングメールを出す気にはならないと思うけど、OCNとしてはここまで厳しくやってますよってことでしょう。
本当に厳しいので、メールソフトの設定ではトラブルも多くて、お客様にお勧めできないくらいです。
でも、OCNだけでは無いでしょう。
Google workspaceを契約していると、メール転送についても非常に厳しくなりました。
SPFが設定されていても、Cc: にたくさんのメールを設定して返信を繰り返すとスパムメールと見なされたりします。
これだけフィッシングメール・詐欺メール・迷惑メールが増えては、もはやメールを使うこと自体考えものです。
業務では、日常的にやりとりするお客様にはGoogleチャットやGoogleスペースを使う会社も出てきました。
毎日大量のメールの整理に時間を取られるのは不毛です。
個人のお客様も、大量のメールマガジンの受け取る・受け取らないの設定もできないし、迷惑メールかどうかの判断を自分でしようというのが間違いです。
連絡手段として、メールを使うこと自体を考え直す必要があると思います。
