メインマシン(Ubuntu16.04)から、Windows10へWOL(Wake On Lan)設定をしたので覚書。
このパソコンはWindows7からWindows10にアップグレードしたパソコンです。
ルータ(ASUS RT-AC68U)に、Wake On Lan機能があります。
PC:富士通 FMV-DESKPOWER F/G70T(FMVFG70TB)
OS:Windows10 Home 32bit
クライアント側(Windows)の準備。
BIOS設定
起動時にF2を押してBIOS起動→「詳細」の「各種設定」で、「LANによるウェイクアップ」を「使用する」に設定。
デバイスマネージャー設定
デバイスマネージャーの「ネットワークアダプタ―」項目で、有線LANのプロパティを開く
→「電源の管理」タブで、「このデバイスで、コンピューターのスタンバイ状態を解除できるようにする」「Magic Packetでのみ、コンピューターのスタンバイ状態を解除できるようにする」「電力の節約のために、コンピューターでこのデバイスの電源をオフにできるようにする」にチェック。
電源オプション設定
[コントロールパネル]-[電源オプション]-[電源ボタンの動作を選択する]で、「現在利用可能ではない設定を変更します」をクリック。
「シャットダウン設定」項目の「高速スタートアップを有効にする(推奨)」のチェックを外す。
MACアドレスを確認
このルータはネットワーク内の情報を管理しやすいです。
ルータからWOL
マックアドレスを指定して、「ウェイクアップ」をクリック。
端末で確認
sudo ethtool eth0 | grep Wake-on
Supports Wake-on: pumbg
Wake-on: g
「Wake-on: g」ならOK。
端末からWOL
sudo apt-get install wakeonlan
でソフト「wakeonlan」をインストール
wakeonlan xx:xx:xx:xx:xx:xx(MACアドレス)
WOLアプリは?
「gWakeOnLan」をインストールしてみました。
MACアドレスがわからなくても、IPアドレスで検索されます。
IPアドレスは固定しました。
左のチェックボックスにチェックを入れて、「Turn On」。
ここまでは、ネットワーク内からのWOL。
次は、ネットワーク外からのWOL。
このルータには、「AiCloud2.0」機能があり、「Smart Access」でネットワーク外からインターネット経由でパソコンにアクセスできます。
スマホアプリを使ってWOLとリモートアクセスができるわけです。
但し、このWindowsPCはWindows10 Homeなので、リモートデスクトップアプリは入っていますが、リモートを受けることはできません。
ネットワーク内なら、Chromeリモートデスクトップがあります。