我が家は4LDK、インターネット回線はNTT フレッツ光マンションタイプで、NTTのルータはブリッジ接続にして、ルータや無線機が東側の部屋にあり、真ん中あたりにキッチンやお風呂があって、そこを挟んだ西側の部屋は、無線LANの電波が弱いです。リビングまでは数箇所壁に穴を開けて、有線LAN工事をしました。西側の部屋には無線中継機も設置しています。リビングには電気の見える化で設置したWiFi接続の「H2V Manager」と「H2V Controler」のセットがあります(これ2012年の製品だけど、どうするんだろう・・・)。このように複数のWiFiアクセスポイントがあって、スマホの設定で時々接続先を切り換えて使用しています。AiMeshはこの切替を不要にする仕組です。
今回は、ASUS「Lyra mini」を購入しました。我が家の無線ルータはASUS「RT-AC68U」で、ファームウェア更新でAiMesh対応しましたが(これはうれしい)、中継機「RP-AC52」はAiMesh非対応です(これは残念)。
設定ではちょっとはまりました。既存のネットワークに有線LAN接続してAiMeshを構築したいのですがうまくいきません。さんざんググって見つけた情報によると、「Lyra mini」のファームウェアを最新にしなければいけないらしい。ルータとは直接有線LAN接続して(間にHUBを経由すると失敗します)失敗した後なら初期化して、ネットに接続したらファームウェアを更新。その後「RT-AC68U」の管理画面からAiMesh検索し構築する。その後で実際に使いたい部屋に有線LAN接続し、優先接続を「イーサネット」に、接続タイプを「有線」に変更しました。SSID・暗号化Keyが「RT-AC68U」と同じになります。
↑これだとLyra Miniはルータと無線LAN接続していてループしてしまう。
昔、Buffaloの無線ルータでローミングという機能があって、それと意味は同じなんですが、当時は部屋を移動すると、離れた無線アクセスポイントの電波を掴んだままになってしまい、スムースに切替ができないケースがあり、設定も普通の人には難しくて、繋がらなくなるとお客様ご自身で復旧も難しくてなかなか勧められませんでした。
今回は家の中で無線の接続先を換えるという作業はまったく無くなりました。西側の部屋のさらにベランダに出て洗濯物を干している間もYoutubeをイヤホンで聞くことができています。今回は既存のネットワークにLyra miniを追加してAiMeshを構築したので設定が面倒でした。最初から新規でAiMesh導入するなら、無線LANの電波テストをして、設置場所と数を検討し、セットで購入するのが良いでしょう。特に全部無線LAN接続で構築する場合、電波の安定する中継場所の選定が重要だと思います。よく中継機を購入したのに駄目だったと言われるのは、その設置場所が電波が不安定だったりして、不安定な電波を中継しても通信品質が悪くなると思われます。また、何台もアクセスポイントを購入するとなると、面倒でも有線LAN工事をした方が値段もその後のメンテナンスの金額も安くなります。
参考:[Lyra] Lyra製品をAiMeshに追加する方法を教えてください