【ドコモ光10ギガ】Buffalo無線ルーター設定でつまずき!OCN、IPv6オプションで無事開通!

ドコモ光10ギガ「OCN インターネット10ギガ」コース

先日、お客様移転に伴い、ドコモ光のインターネット回線を契約されました。プロバイダはOCN、「OCN インターネット10ギガ」コースです。
お客様が以前のお住まいで使用されていた無線LANルーター、Buffaloの「WSR-5400XE6」を今回も利用したいとのご要望がありました。

開通工事当日、訪問させていただくと、NTTの光クロス対応ホームゲートウェイ「XG-100NE」とONU「10G-EPON」はすでに設置済み。驚いたことに、前日には契約していないはずのNTTの内蔵無線LANでインターネットに繋がっていたそうです。

Buffaloの「WSR-5400XE6」を接続してみましたが、インターネットに繋がりません。
ドコモ光のホームページには「ドコモ光 10ギガ(タイプA/B)」の場合、開通工事後、プロバイダ側でインターネット接続に必要な設定を行うため、ONUと10Gbps対応ルーターを接続し、電源を入れた状態で数時間から数日待つ必要があると記載されています。この点については、事前にお客様にもご説明済みでした。

無線LANルーターを介さなければインターネットは利用できる状態です。しかし、Buffaloの無線LANルーターは以前の住まいで使用していたため、何らかの設定変更が必要かもしれません。念のため初期化を試みましたが、電源ランプがオレンジ色に点滅し、WAN側を認識しない状況が続きました。もしかしたら本当に時間がかかるだけかもしれないと考え、その日は様子を見ることにしました。

翌日、状況が急展開

2日後、再度お客様宅を訪問すると、お客様はNTTの内蔵無線LANオプションを申し込んだとのこと。すでに有効になっていて使用できています。
ともあれ、NTTの機器とLANケーブルを一旦外し、Buffaloの無線LANルーターでIPv6オプション回線に接続する設定を試みました。

Buffaloの無線LANルーターに搭載されている「インターネット@スタート(回線自動判別機能)」ではうまくいかなかったため、持参したパソコンでIPアドレスを固定し、手動で設定を行うことに。
無線LANルーターの管理画面から「詳細設定」を開き、「IPアドレス取得方法」で「IPv6オプションを使用する」を選択しました。
この設定を行ったところ、無事にIPv6でのインターネット接続が可能となりました!

驚きの速度差!NTT内蔵無線LAN vs Buffalo無線LAN

念のため、インターネットの速度を測定してみました。測定場所は無線LANルーターを設置しているリビングと、2階。使用したデバイスはWindows 10パソコンとiPhoneです。

測定の結果、Buffaloの無線LANルーターではリビングで1Gbpsを超える速度が出たのに対し、NTTの内蔵無線LANでは大幅に速度が低下する結果となりました。2階でもBuffaloの方が安定して速い速度を維持できています。

OCNに電話で状況を説明し、詳細を確認したところ、機器のランプ状態は正常で、IPv6の設定内容も問題ないとのことでした。NTTの内蔵無線LANの速度が遅い点については、「確かに10ギガコースにしては遅い」とのことで、今後も速度が改善しないようであればドコモ光に相談するようアドバイスを受けました。

今回の事例では、Buffaloの無線LANルーターの設定に手間取りましたが、IPv6オプションを明示的に設定することで無事開通に至りました。また、無線LANルーターの性能によって、インターネットの速度に大きな差が出ることも改めて認識させられる結果となりました。
そして、OCNはドコモ光に相談するようにと言ってました。もちろん、お客様ご本人からしか電話は受け付けません。

2025.5.5 追記

その後、有線LANにて2階まで配線されたのですが、Buffaloの無線機経由で見れないサイトが発生しました。
原因は無線機の前にHUBを設置した為と思われます。設定を変更してスイッチを[manual]、[ap]に、DHCPは無効にして管理画面を開けるようにIPアドレスを固定、つまりアクセスポイントとしての設定にしました。

 

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